WebFile Uploader(ベータ版)をリリースするにあたって。

2008.11.20.木
技術

WebFileUploader(ベータ版)をリリースすることになりました。

WebFile Uploaderについて

弊社WebFileサービスのアップロード作業をブラウザを開くことなく、「デスクトップ上で行ってしまおう」という代物です。
Adobe社製のAIRを使用して開発したものです。


AIRを使用したことにより、今回の開発では以下のようなメリットがありました。

  1. MachintoshでもWindowsでも動作する。
  2. デザインに凝れる。
  3. デスクトップとの連携が容易。
1については、AIRランタイムがインストールされていれば各種OS上での動作が可能なことです。
現在、Linux版AIRのアルファ版もリリースされているようなので、この利便性は更に広がりそうです。

2については、FlexBuilderという開発環境を使用して開発したのですが、FlexBuilderに準備されている各種パーツが最初から格好いい(主観ですが…)上に、プロパティの設定などで丸みのあるデザインにしたり、配色にグラデーションをかけたり…といったデザイン作業が容易にできる点です。
今回のWebFileUploaderもスタイルシートから、配色等の情報を読み込んで表示させているので、デザインの修正も簡単です。
センスのあるデザイナーさんと共同で作業すれば、結構格好いいものが作成できそうです。
(今回のアプリケーション自体の配色には、私の個人的な趣向に偏ったものなので、社内的に賛両論ありましたが…)

3についてはAPIが、通信に関するもの・ローカルファイル操作に関するものが充実しているため、ある程度スムーズに開発できました。

今回のベータ版では、ドラッグ&ドロップした際にMachintoshだとアプリケーション内に表示させているファイルアイコンの表示が大きくなってしまったり、ファイルアイコンの背景が表示されてしまったりと、一部Windowsでの動作結果と違う部分もあるので、まだまだ改善する必要があります。

ご意見・ご要望・ご感想などございましたら、お気軽にお寄せ下さい。