「Skylake」で自作PCを組みました

2016.04.18.月
お勧め技術

まえがき


開発部の比嘉です。
今回、自宅のPCを新調するにあたり、自作PCに挑戦してみたので、
その経緯と、選定したパーツの詳細などをまとめてみました。

新調する自宅のメインPCは5年以上前に購入したもので、
そろそろ製品の寿命的にも性能的にも世代交代の時期になりました。
せっかくなので、自作PCを組むことにしました。
ちなみに、世代交代される方のPCはBTOで組んだものです。

自作PCを組むにあたり、通常は出来るだけパーツを引継ぐものだと思いますが、
今回は世代間のギャップが大きく、
HDDのほかには電源とケースしか引き継げそうなパーツはありませんでした。

しかしネットで調べてみると、電源は消耗品で、
数年に一度交換することを推奨しているサイトも多く、
ケースもBTOの一番安いミニタワーなので無理に引継ぐ理由もないということが分かり、
結局今回はHDD以外全て総入れ替えを行うことにしました。

「Skylake」とは


タイトルにある「Skylake」とはCPUの種類を区別する名前のことで、
同じ「Core i」シリーズであっても、世代ごとに異なる名前が付いています。

・第1世代(2008年~) Nehalem
・第2世代(2011年~) Sandy Bridge
・第3世代(2012年~) Ivy Bridge
・第4世代(2013年~) Haswell
・第5世代(2015年~) Broadwell
・第6世代(2015年~) Skylake

今回は第2世代の「Sandy Bridge」から、第6世代の「Skylake」へと交代しました。

予算とコンセプト


自作PCを組むにあたり、まずは全体の予算と実現するコンセプトを決めました。
今回、予算は10万円弱とし、コンセプトは、
優先順位の高い順に「高性能・高静音性・高耐久」としました。

予算の関係で今回はグラフィックボードは搭載しないことにしましたが、
将来的に拡張できる余地は残しておくことにします。
次にコンセプトを実現するためのパーツ選定を行いました。

高性能

・CPU:Intel Core i7 6700K(約42,000円)

CPUをCore i7シリーズにすることはすぐに決まったのですが、
「Core i7-6700」か「Core i7-6700K」のどちらにするか随分と悩みました。
最終的に、今後5年後悔し続けたくないという理由で「Core i7-6700K」としました。
(Core iシリーズで型番にKが付くものは、オーバクロックが可能)

・マザーボード:ASUS Z170M-PLUS(約15,000円)

オーバクロック可能なCPUにしたことで、必然的にマザーボードも、
唯一オーバクロック可能な「Z170」チップセットを選択するしかなくなりました。
また、PCケースは少しだけ小型のものを購入することにしたので、
規格上、上から二番目の大きさであるMicroATXのマザーボードの中から、
ASUSの「Z170M-PLUS」を選択しました。
一応、ASUSの公式サイトでは高い性能と耐久性の保証が謳われている製品です。

・メモリ:Corsair DDR4 8G×2(約12,000円)

こうなったらメモリもオーバクロック対応にしようと思い、
標準で転送クロックが2666MHzに対応しているメモリを、16GB搭載することにしました。

・ストレージ:Crucial MX200(約20,000円)

今回、サブストレージには旧PCから移動させるHDDを使用しますが、
メインストレージには、高価で性能の高いSSDを選択することにしました。
HDDとSSDで、シーケンシャルリード(連続読み出し)と、
シーケンシャルライト(連続書き込み)を比較した場合、どちらもおよそ3.5倍の性能差があります。
つまり、今までデータの読み込み・書き込みにHDDで3.5秒掛かっていたものがSSDでは1秒で済みます。
これはかなりPCの快適度に直結する性能差となるので、SSDにすることは、私の中では必須項目でした。

高静音性

・ケース:Fractal Design CORE1500(約8,000円)
付属ファン:Silent Series R2 120mm

騒音の原因は主にファンによるものなので、
静音性の高いファンを購入しようと思いましたが、
購入予定のケースに付属するファンが十分静音性の高いものだったので、
そのまま使用しています。

一般的に120mmサイズのケースファンでは、
ノイズレベルが20dBより小さければ静音ファンと言われ、
15dB程度まで小さければ、超静音ファンと言われています。
(20dBは、ささやき・木の葉のふれあう音程度のノイズレベルです)
ただ、いくらノイズレベルが低くても、ある程度の風量が出せなければ、
冷却性能が確保できず、良いファンだとは言えません。
(最低でも40CFM程度の風量は必要だと私は思います)
何事もバランスが大切です。

その点、ケースに付属しているファンは、ノイズレベルが15dBと、
ほぼ最高レベルの静音性を確保しつつ、風量も40.6CFMあるので、
必要十分な性能を有しているといえます。

・CPUファン:Cooler Master Hyper TX3 EVO(約3,000円)

CPUファンには、静音性と冷却性を両立したものを選択し、
更にマザーボードのファンコントローラー機能と合わせ、
ケースファンと共に、静音に振った設定で運用することにしました。

高耐久

上記パーツの選定基準の中に、
自作PC界である程度評判の良い会社の製品という条件を含めることで、
ある程度の高耐久性は確保できたと思っています。

・電源:Corsair CX500M(約8,000円)

電源も、一定の評判を得ている「Corsair」社製のものを選択しました。
一応、「80PLUS認証 BRONZE」を受けているものです。

組み立てと動作確認


パーツ選定が終了したら、あとは購入し組み立てるだけなのですが、
なんともまあ全て順調に進んでしまい、
ノントラブルで動作確認まで終わってしまったので、
書くことがありません…。

最近の自作PCは、メモリの相性問題などもほとんど起こらないようになったらしく、
ただマザーボードにパーツを取り付け、電源を差し、配線を綺麗にしたら、
それだけで動作するPCが出来上がってしまいました。

動作確認ではWindows10をクリーンインストールしたのですが、
ものの2分(体感時間ですが)でインストールが終了したのには驚きました。
SSDにした意味があったというものです。

その後も現在まで3週間ほど使用していますが、
なんのトラブルもなく、安定して「高性能・高静音性」で動作しています。
あとは「高耐久」でさえあってくれれば大満足です。

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最後に、WinSAT(旧Windows エクスペリエンス インデックス)でマシン性能を測ってみました。
WinSAT

更に1ヶ月ちょっと経過し…


每日ドが付くほど安定して動作しています。
特に静音性にこだわったので、夜寝ている間に動かすことがあっても、
不安になるほど静かに動作してくれます。
とても良いPCが組めたと自画自賛しています。

あとがき


自作PCには、予算とコンセプトに合わせてパーツを選び組み立てる楽しさ、
無事に動作したときの満足感などありますが、
動作しなかった場合は自己責任という小さくないデメリットもあります。

少しでも興味のある方は双方よく考慮のうえ、
お金と、時間と、心の余裕があれば、是非挑戦してみてください。
その際、この記事が少しでも役に立てば幸いです。

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HIGA

HIGA の紹介

趣味はアニメとゲーム あとピアノとバドミントンと卓球 一番好きなアニメは「カウボーイビバップ」 一番好きなゲームは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」 一番好きな作曲家は「久石譲」 卓球のラケットはペン派です