今回は少し趣向を変えて、GW期間中に希望者対象で行われた社内イベントの様子をリレー形式で連載します!
記念すべき初回は、前回に引き続き石原の担当です。
弊社のGWについて
誤解を避けるためにはじめにお伝えしておきますが、
キー・ポイント株式会社は基本的にGW期間中は休業です。
対外的には営業期間外ですし、内部的にも有給推奨日なので、特に出勤しなくてはならない理由がない社員はほとんどが有給を取って休みます。
GWが近づいてくると、「まだ有給申請していない人は忘れずに!」とリマインドが回ってきますし、今年もほとんどの社員は有給を取って自由に過ごしました。
ただ、中には「家にいても暇」「今度旅行に行くまで有給を温存したい」などの理由で出社を希望する人もいます。
せっかくのGW、いつもと同じ仕事をするのでは普段はできないことを! というわけで、今年のGW出社組はキーボードとPCの自作に挑戦。
参加メンバーはイベント主催者の会社代表のほか、若手を中心としてキーボード作成に4名、PC作成に6名が集まりました。
自作キーボード作成
今回組み立てるのは、「社畜のキーボード『新入社員の同期』」なるキーボードです。計10個のキーがついていて、キャップは白が4つ、黒が6つというシンプルなデザイン。
まずは下準備と座学のお時間
早速キーボードの組み立て開始……といきたいところですが、
その前にマイコン基盤のもげ防止処理をしておきます。
なんでも、ケーブルを抜き差しする時に差し込み口が外れてしまうケースがあるのだとか。
事故防止のため、マイコン基板とコネクタの接着部を接着剤で固定して、乾燥するまで待機します。
乾くのを待つ間は、キースイッチやキーキャップについてのレクチャーを受けました。
キースイッチにはさまざまな種類があり、それぞれ押す時の重さやなめらかさが違います。押し込まれる軸の部分の色によって、赤軸や青軸といった名称で呼び分けられているのだとか。中には桜軸なんていう雅な名前のキースイッチもあって、なかなか興味深いです。
他にも、デザイン性の高いキーキャップを眺めて面白がってみたり、打鍵感をなめらかにするためのルブという手法を教えてもらったりと、キーボード沼の一端を垣間見ることができました。
キースイッチを選ぼう
説明を受けた後は、音や重さ、押し心地に色といった要素をもとに、自分好みのキースイッチを選んでいきます。
会社代表の大西さんよりコレクションが解放されたので、20種類近いキースイッチを思い思いに組み合わせることが可能。それぞれのカスタマイズが終わるまで、部屋にカチカチという音が響き渡りました。
私は色んなキースイッチを使ってみたかったので、適当に押し心地の気に入ったものを並べていきます。カチカチと小気味いい音が鳴るものがあったので、これは是非入れたいところ。
座学の時間に「カチカチうるさいキースイッチをオフィスで使うと嫌がられます」との話があった気もしますが、あまり使用頻度の高くないキーを割り当てるつもりなので、許してもらえると信じましょう。
熟考の末に決まった私のキースイッチ配列がこちら。
他の人の選択基準も少し聞いてみましたが、音の静かさで決めていたり、単に好きな色で固めてみたりと個性が出ていました。
組み立て作業
この状態ではまだ基盤の上にキースイッチを並べたオブジェでしかないので、組み立て作業を進めていきます。
まず、ダイオードを適切な長さに折り曲げ、基盤にはんだ付け。
続いて、マイコン基盤を実装基盤にはんだ付け。
余った導線をカットしたら、スイッチ類を設置してさらにはんだ付け。
とにかく、はんだ付けの連続でした。
最後にはんだに触れたのが中学の授業だったので、扱いのコツなんて覚えていません。何度か隣の端子とくっつけてリカバリー作業をする羽目になりましたが、なんとか完成に漕ぎ着けました。
あとは、キーキャップをかぶせて完成!
途中でペンチの歯がダメになったり、防止措置も虚しくマイコン基盤から接続部分が外れてしまったりとトラブルもありましたが、予備も駆使しつつなんとか全員のキーボードがきちんと動くようになりました。
せっかくなので、このまま自分好みのキーマップを設定していきましょう……と言いたいところですが、記事が長くなってしまうのでそれはまたの機会に。
ちなみにこのキーボード、作成後は私物化してOKとのことでしたので、
我が家のiPad用入力デバイスとして活躍してもらっています。
カーソルキーとカット&ペーストのショートカットが使えるだけで、快適度が段違いです。
終わりに
弊社には他にも、全体会議の景品やチャレンジラボといった形で、さまざまなガジェットに触れる機会があります。
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