はじめに
初めまして、今年4月に入社しました企画営業部の日下です。
ゴールデンウィーク中の中途採用含める新人研修として、PC制作に挑みました!
数年前にプライベート用のゲーミングPCを自作を考えたことがありましたが、
当時の自分はわからないことが多く、諦めました。
そのため今回の研修を楽しみにしておりました!!!
今回は、作成するPCの概要と研修の流れ、座学の内容を少し紹介しようと思います。
概要
★今回制作するPCについて
社内サーバー用のPC
★各部品の概要
CPU:PCの頭脳。処理スピードを決める。
使用する番手:Intel corei5-14600K
マザーボード:基盤となり、各部品を繋げる。
使用する番手:PRO B760M-A DDR4
メモリ:同時にできる処理の数を決める。
使用する容量:64GB(2×32GB)
ストレージ:データを保管する場所。
使用する容量:SSD 4TB
★研修の流れ
午前:座学…PCの基本的な構成について。(今回の記事の内容)
↓
PC制作開始
↓
お昼:お寿司弁当
↓
午後:PC制作の続き、制作したPCの起動!
★座学の内容
座学の先生は、弊社代表の大西です。
KPでは積極的に未経験者の採用もしております。
そのため研修では、未経験者でも興味が持てるような内容が多いです。
今回は、ただのPCの部品説明をするだけでなく、
歴史的な背景やPCを自作する際の部品の選ぶ基準といった実用的な内容でした。
CPUの種類
PCの性能を決める部品です。
見た目はこんな感じで、スタイリッシュでかっこいいです。
裏面は小さなとげとげがあり、マザーボードとの接触部分です。
Intelには、corei3,5,7,9があり、
ぞれぞれロー、ミドル、ハイエンド、ゲーマー向けとなります。
またCore i5-14600Kといった数字にKがついているものはグラフィックボード付となります。
APPLEだとM1~3、AMDならRyzenと上位モデルのThiredripperがあります。
マザーボードの選び方と特徴について
マザーボードは、CPUやメモリ、ファンを取り付けるものです。
↓見た目も、基盤とわかりやすいです。
CPUソケット(CPU裏面のとげとげ)数から、フォームファクタとメモリタイプに合致したものを選びます。
またフォームファクタはサイズ感と拡張性から選定を行います。
サイズ的な例ですが、ATXが標準的なサイズのPC用とすると、
miniは小さいPC用、Microは少し小さいPC、Extendedは大きめのPC用となります。
MicroはATXよりサイズが小さいが、拡張性が低くなり、
Extendedはサイズが大きい分、拡張性も高いです。
メモリの概略とコストバランスについて
メモリは、板状ですぐに折れるイメージでしたが、装甲的なものがついており、意外と頑丈です。
容量は基本的に4GB、8GB、16GBの三つがあります。
2枚で1組の場合はデュアルチャンネル、3枚で1組はトリプルチャンネルと呼ばれ、
16GBを2枚で1組で使用すると、16GB×2=32GBとなります。
DDRにはDDR4とDDR5があるが、DDR5は最新で性能が高い分、お値段もお高いです。
実際AMAZONで調べると、32GB(16GBx2枚)において
DDR4は8,000円あればお釣りがあり、DDR5は16,000円以上するので
コストと性能のバランスから選ぶべしです。
ストレージ HDDとSSDについて
大容量だが処理の遅いHDDと処理が速いが高価なSSDから選定します。
また大きさも全然違って、SSDのほうがかなり小さいです。
HDD:接続規格パラレル、シリアルATがあり、
サイズでは3.5インチ、2.4インチがあります。
SSD:Gen3とGen4があり、Gen4のほうが最新で高性能となります。
グラフィックボード
CPU内蔵のものでビジネスはOKみたいです。
自作PCの各部品の選び方のまとめ
①CPUの選定。制作するPCの性能を逆算して、CPUのスペックを選ぶ。
↓
②マザーボードの選定。CPUのソケット数にあったものを選ぶ。
フォームファクタとメモリタイプの拡張性とサイズ感を考慮。
↓
③メモリの選定。欲しい性能とコストバランスから選定。
↓
④ストレージの選定。コストが高くても処理スピードが欲しいならSSD。
サイズが大きく、処理が遅くても大容量を求めるならHDD。
以上、今回は研修の午前中の内容となります。
仕事の研修で、身近にあるPCの中身の基本的なことと自作方法を学べると、
購入する以外にも自作する選択肢が増えて、得した気分になりますね!!!
次回は実際のPC制作の作業内容と風景となります!