2025.07.02.水

GW研修「データセンター見学」

社内イベント挨拶・自己紹介

はじめに

はじめまして。今年度入社いたしました児玉です。
弊社はGW期間中は休業となっており、GWの中日は有給奨励日として多くの社員が有給を取得してお休みしています。しかし、中には「まだ有給がない」「有給を温存しておきたい」などの理由で出社を希望する人もいます。
そうした人たちを対象に「GW研修」と名付けて、普段の業務とは異なる特別な研修が開催されています。今年のGW期間中は「座席の移動」「データセンターの見学」「キーボードの作成」を主に実施しました。
今回はその中から、データセンターの見学についてご紹介したいと思います。

厳重なセキュリティ

データセンターに到着して最初に驚いたのは、そのセキュリティの厳重さでした。建物の外観は一般的なオフィスビルのようでしたが、エントランスから先は全く別世界でした。
受付では事前に登録された訪問者リストとの照合を行い、別のフロアでも再度受付手続きを行いました。最後にサーバー室に入る際には、専用のICカードをかざして入場する必要がありました。
サーバー室に入ってからも、ふと頭上を見上げると、天井には想像以上の数の監視カメラが設置されていることに気づきました。数メートルおきにカメラが配置されており、フロア全体を隙間なく監視していました。エントランスでのセキュリティチェックだけでなく、内部でも徹底的な監視が行われていることが分かりました。
本来であれば「こんなすごいデータセンターでした!」と写真付きでご紹介したかったのですが、セキュリティが厳しく、写真撮影は禁止されていました。
このような厳重なセキュリティ体制を体験して、データセンターがいかに重要な施設であるかを実感することができました。

サーバー室

サーバー室に入ると、見渡す限りサーバーラックが規則正しく配置されており、フロア全体の規模の大きさに驚きました。
ラックの中を覗いてみると、想像以上に多くの種類の機器がぎっしりと隙間なく収められていました。インフラチームの先輩方が各サーバーや機器の役割について詳しく説明してくださったので、非常に勉強になりました。普段は名前しか知らなかった機器を実物で見ることができ、貴重な経験となりました。
また、ラックの背面に回ってみると、電源ケーブルやLANケーブルなど、無数のケーブルが接続されており、その配線管理の技術力に驚きました。
サーバー室内の温度管理にも感心しました。室内は、サーバーが故障しないように適切な温度に保たれており、室内に入った瞬間は少し肌寒く感じましたが、サーバーラックの近くに行くと暖かく、サーバーが相当な熱を発生していることが実感できました。

おわりに

普段使っているWebサービスの裏側で、これほど多くの機器が稼働し、多くの人が支えていることを知ることができました。
普段はデータセンターを見学する機会がないため、研修を通してこのような貴重な体験ができ、充実したGW研修となりました。