GW研修「自作キーボードの組み立て Part.2」

2024.05.16.木
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はじめに

こんにちは。今年度入社いたしました三浦です。
前回に引き続き、GW研修「自作キーボードの組み立て Part.2」の様子をお届けします!

前回はここまで進めました。

キースイッチの選択

動作確認が終わった人から各々好きなキースイッチ選びへ!
弊社代表の大西さんのキースイッチコレクション(約30種類)から押し心地や色、打鍵音等比較し選びました。
私は青軸の押し心地が好きで作業開始前に選択していたキースイッチがあったのですが、使用する際にカチカチ響いてしまうことが気になり組み立て直前に変更。色と押し心地が決め手となりました。

5.キースイッチのハンダ付け

ラストスパート! キースイッチを基盤にはめこみ、黙々とハンダ付けを行いました。
キースイッチに爪(基盤に差し込める箇所)があるとないとでは、ハンダ付けのやりやすさが違ったそうです。

紫色のキースイッチを選択しました。少し重めの押し心地が好きです。

6.キーキャップの貼り付け

裏返してキーキャップをはめると...遂にキーボードの完成です!
キーキャップは各々事前に色を選択し注文しており、それぞれの個性が溢れるキーボードとなりました。

完成!少し歪んでしまっているキーもありますが、全体的に綺麗に仕上げることができました。

7.キーマップの作成

キーボード本体の制作が終わったら、各キーの配列を決めていきます。
自由にキーの割り当てができレイヤーも設定できる点が自作キーボードの醍醐味!(と弊社代表が言っていました。)
キーマップの変更には「Remap」を使用しました。
参考までに、今回使用するPCはMacBookAir のM3です。
ここではRemapでのマクロの組み方についてご紹介します。

マクロの組み方

Remapは基本的にWindows向けの設定となっています。
そのため、MacだとRemapの方で準備してあるショートカットキーでは動作しない場合がありり、今回はマクロを組んで各キーに設定することにしました。
Remapでマクロを作成する大まかな流れは以下の通りです。

  1. FUNCTIONSからMACROを選択し編集ボタンをクリック。
  2. コマンドをドラックアンドドロップし、HOLDをクリック。
    (下記画像では「TAP」となっているが、ドラック直後は「HOLD」と表記してある。)
  3. 追加したいコマンドをドラックアンドドロップすると、同じ枠線で囲まれる。
    画像の例だと「shift + Win + 3」のコマンドとなり、FLASHをクリックしてマクロを登録する。
  4. お好きなところにドラックアンドドロップ。設定完了!

また、Macユーザーは一部キーを読み替える必要がある点にも注意です。

  • command キー → Win
  • option キー → Alt

マクロを組む際にcommandキーがない!と焦ったのですが、「Win」がコマンドキーの役割のため、こちらを選択すると問題なくマクロを組むことができました。

この場合「shift + command + 3」の意となるため、スクリーンショットを行うキーを設定できます。


試行錯誤しながらキーマップを作成し、最後はそれぞれ作成したキーマップを発表してGW研修「自作キーボードを組み立てよう」は終了しました。
私はレイヤーを3つ設定し、テンキーやカーソル移動、ショートカットコマンド等を設定してみました。
どのレイヤーに今いるのかとキーの配列を覚えるのにしばらくは苦労しそうです。
使用しながら自分好みのキーマップに随時変更していきたいと考えています。

完成したキーマップ。これから使用するのが楽しみです。

おわりに

以上、GW研修「自作キーボードを組み立てよう」の内容をお届けしました。
次は「自作PCの組み立て」の様子をお届けします!
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↓前回の内容はこちら↓

GW研修「自作キーボードの組み立て Part.1」

↓昨年の研修の様子はこちら↓

GW番外編その1:自作キーボードを組み立てよう!