【GrpMail】2025/07/15 v4.16.0 アップデート情報

2025.07.15.Tue GrpMail

メール共有システム「GrpMail(グループメール)」にて、下記のバージョン4.16.0をリリースいたしました。

バージョンアップは、お客様ごとに順次行ってまいります。
タイミングは、お客様によって異なりますのでご了承ください。

今回のバージョンアップでは、下記について対応いたしました。

機能の追加・改善

  • メール送信中の操作性大幅UP
  • URLで添付機能の強化
  • メールの転送時に、転送元のメールにステータスを自動で割り当てする設定の追加
  • 異なるバージョン間でのGrpMailインポートが可能に
  • 各権限の名称をカスタマイズできるように
  • メール一覧で送信・送受信・受信の切り替えをショートカットボタンで簡単に
  • アドレス帳をもっと便利に
  • 自分が担当しているメールだけをワンクリックで表示
  • 不審なメールを通報することが可能に
  • ファイルの無害化が可能に
  • 送信待ちのメールでも再作成可能に

■メール送信中の操作性大幅UP!

これまでは、メール送信が完了するまでメール作成画面を閉じられず、他の操作がしにくい状況でした。
今回のアップデートにより、メール送信中でも画面を閉じたり、他の操作を行ったりできるようになりました!
送信中のメールは「送信待ちフォルダ」に保管され、送信完了後に適切なフォルダへ移動します。

留意事項

  • メール一覧について
    送信が完了しても、メール一覧は自動で更新されません。
    お手数ですが、送信後のメールを確認する際は、手動で一覧を更新いただきますようお願いいたします。
  • 送信失敗時の通知について
    送信が失敗した際の通知は、個人設定の通知設定でおこなえます。
    通知設定で通知先アドレスを設定の上、「メールの送信失敗時」の通知を有効にしてください。
  • 今後の予定
    メール一覧の自動更新機能については現在検討中です。
    今後のリリースでの対応を予定しておりますので、引き続きご期待ください。

■URLで添付機能の強化

今回のアップデートで、ご契約中のWebFileを連携先としてご利用いただけるようになりました。
ご契約中のWebFileを連携している場合と、GrpMail標準の連携を利用している場合との比較は下記のようになります。

また、URLで添付機能での、1度に送信できるファイルの数や、容量の制限はご契約中のWebFileに準拠するようになりますので、ファイル送信時の柔軟な運用が実現します。

新規でWebFileのご契約をご検討されるお客様、またはご利用中のWebFileとの連携をご希望のお客様はお気軽にお問い合わせください。


■メールの転送時に、転送元のメールにステータスを自動で割り当てする設定が追加されました!

メールを転送したときに、転送元のメールに「転送済み」といった任意のステータスが自動で割り当てできるようになります。

設定方法

※この設定はシステム管理者またはグループの代表管理者レベルのユーザがおこなえます。

  1. 対象のグループのメール一覧を開く
  2. メール一覧の「⋯」から「メール設定」にアクセスする
  3. 「転送時に割り当てるステータス」で任意のステータスを選択する
  4. 「保存する」をクリックして変更を保存する

■異なるバージョン間でのGrpMailインポートが可能に!

これまでは、GrpMailエクスポートで取得したデータをバージョンが異なる環境へインポートすることができませんでした。
そこで今回のバージョンアップで、異なるバージョンのGrpMail間でのインポートに対応いたしました。

GrpMailエクスポート・インポート機能とは…

GrpMailエクスポートでは、グループの設定情報はもちろん、メールや所属状態などのデータを丸ごとエクスポートできます。
エクスポートしたデータをインポートすることで、容易にデータの引き継ぎができます。

対応バージョンについて

  • バージョン4.15.0以上でエクスポートしたデータが、バージョン4.15.0以上のGrpMailにインポート可能です。
  • バージョン4.15.0未満でエクスポートしたデータや、バージョン4.15.0未満へのインポートは対象外となりますのでご了承ください。


■各権限の名称をカスタマイズできるようになりました!

これまでは、「一般ユーザ」や「代表管理者」といった権限名がシステム固定となっており、ご利用の環境に合わせた変更ができませんでした。
今回のアップデートで、各権限の名称を自由にカスタマイズできるようになり、より使いやすい環境を整えていただけます。

設定方法

※この設定はシステム管理者権限を持つユーザがおこなえます。

  1. システム管理メニューから「権限」にアクセスする
  2. 各権限の名称を設定して「保存する」をクリックする
    (空欄にしている場合は、引き続き従来の権限名で表示されます。)

■メール一覧で送信・送受信・受信の切り替えをショートカットボタンで簡単に!

これまで一覧上の送信・受信のみのメールを表示するために、検索から選択して絞り込み表示することが必要でしたが、
今回のバージョンアップで、メール一覧に追加されたショートカットボタンから、ワンクリックで送信・送受信・受信の一覧に切り替えができるようになります!


■アドレス帳をもっと便利に!

GrpMailでは、グループごとに顧客のメールアドレスを共有で管理できるよう、アドレス帳があります。
これまではアドレス帳画面に移動して登録する必要がありましたが、
今回のバージョンアップで、メール詳細画面からも直接アドレス帳に登録ができるようになり、より便利にアドレス帳をご利用いただけます!

留意事項

  • 対応版について
    今回のバージョンでは、デスクトップ版のみの対応機能となります。


■自分が担当しているメールだけをワンクリックで表示!

GrpMailでは、自分が担当しているメールだけを一覧に表示したい場合は、毎回検索から絞り込み表示をする必要がありましたが、
今回のバージョンアップで、「自分が担当」フォルダが追加され、このフォルダをワンクリックするだけで一覧に表示することができるようになります!


■不審なメールを通報することが可能に!

GrpMailをご愛用いただいている中、不審なメール・身に覚えのないメールが届いたことはありませんか?
今回のバージョンアップで、より安全にご使用いただけるよう、そのようなメールを通報する機能を追加いたしました!

不審なメールを無効化して、安全性の向上に

通報されたメールは、添付ファイルのダウンロードができず、本文中のURLも無効化されますします。
これによって、不審なメールによるマルウェア感染や、悪意あるサイトへアクセスしてしまうリスクを防ぎます。
通報は、全てのユーザが行うことができ、通報された時点で自動的に通報済みフォルダへメールが移動するため、より安全なメール業務を実現できます。

※通報機能は無料のオプションです。

※エンタープライズプランではデフォルトで有効です。

※スタンダードプランではデフォルトで無効ですが、ご希望の方はGrpMailサポートまでご連絡ください。


■ファイルの無害化が可能に!

新たなセキュリティ対策として、メールに添付されているファイルを無害化する機能を追加しました!

添付ファイルを安心・安全にやり取り

この機能では、ファイルに潜むマルウェアなどの害があるものを排除し、安全なファイルに再構築します。
サポート対象外のファイル形式など無害化ができなかった場合、添付ファイルのダウンロードやアップロードはできません。
これにより、危険なファイルのやり取りを未然に防ぎ、より安心・安全なメール業務の運用を実現します。

※ファイルの無害化機能は有料のオプション機能です。利用をご希望の場合は、GrpMailサポートまでお問い合わせください。


■送信待ちのメールでも再作成可能に!

GrpMailでは、送信済みメールをワンクリックで再作成することができます。

再作成機能とは:
送信済みメールを他の宛先にも送りたい時に、ワンクリックで内容をそのまま再利用して、下書き作成できる便利な機能です。

これまでは、送信済みのメールのみが対象でしたが、今回のバージョンアップでは、送信待ちフォルダ内のメールでも再作成が可能になります!
2重チェックの確認待ちや承認待ちなどで送信が保留中でも、内容を再作成できます。

その他の変更

    • マニュアルの更新
    • 一部CSVインポート・エクスポートの処理改善
    • アドレス帳のフリガナ必須を解除
    • Fromヘッダを複数持つメールの受信に対応
    • URL添付で自動で挿入されるテンプレートを、通常の添付に切り替えたときに消えるようにする



今後とも、皆さまのご要望と真摯に向き合い、開発を進めてまいりたいと考えております。
GrpMailをどうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

GrpMailに関する質問やお問い合わせがございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

皆様にとって使いやすいサービスとなるよう、厳しいご意見も、ご遠慮なくお寄せいただけますと幸いです。